File75 スタンドをトレール用に

 レーサースタンドを持っています。

 以前、エンデューロレーサー派生のフサベルを使用していたときに導入したもの。アレはほら、スタンドがアレでしたから。。。
 ・・・ではなくて、整備には直立するスタンドが向いていますね。
 レーサー系は地上高が高いので、レーサー用のスタンドを使います。



 今の車両はトレールのDR250R。
 もともとトレールとしては足の長い車両ですが、前足を低めにセッティングしていることもあり、地上高はレーサーよりはかなり低い。
 そのため、レーサー用スタンドは腹下に差し込む事すら出来ません。サイドスタンドを支点に浮かせて無理矢理突っ込んでいますが、リフトアップしないと低すぎるしリフトアップすると高すぎる。レバー比から、踏み込んでリフトするのも困難な高さです。ものすごく使いづらい。

 今後レーサーを使うことは考えられないので、このスタンドを低く改造することにしました。



 30mmぐらい低くすれば良いのですが、あまり高く上げるとホイルの付け外しが大変なのでそれを考慮、50mm低くしましょうか。



 初期値の測定。下降時320mmほど、上昇時420mmほどです。
 DR250Rの地上高は295mm。そりゃ入りませんよね。



 まずは分解します。この支点ピン1個でつながっているだけですね。
 そんなシビアな構造では無く、緩み止め付きナットで緩く締めてあるだけです。



 ベース、上物ともに50mmカットします。



 下げた状態で270mmとなりました。



 持ち上げの支点がなくなりました。元は溶接されているのですが、それは簡単にはできません。アルミの溶接なんて素人には無理。
 そこで、切ったところから支点部分を切り出します。



 ボルト締めで付けることにしました。
 力がかかるのは縦方向なので、縦を重点に。なんせ素材がアルミな上に肉厚が3mmと薄いので本数で勝負です。M5のボルトを使います。



 気持ち先端が出ますが、問題ないかな。



 さて組み込みます。
 締めすぎると動かなくなりますので手感で軽く動く様に組みます。



 ・・・傾きが出るなあ・・・
 短くなったので、サポートできる長さが減りました。元々構造的には傾くのですが、サポート長さが短いので顕著です。



 さあ、車両の下に突っ込んでみましょう。
 バッチリですね。ペダルを踏み込んでみても上げやすくなりました。



 フロントを浮かすとこんな感じ。もうちょっと低くしたかったかな。
 傾きは問題なさそうです。



 リヤも同じくらいでしょうか。
 本当はこれですれすれになると使いやすいんだが・・・
 また後日、今度はレバー比を変更して上げストロークを減らしてみたいと思います。

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