其の十九 老舗ドライブインの終焉

 「ドライブイン」てやつが少なくなりました。
 今全国に広がるのは「道の駅」ですが、かつては「ドライブイン」と呼ばれていたものの様なものですね。
 ドライブインと道の駅の違い・・・「道の駅」は公的な施設です。昨今は町おこし的な意味合いを持つところも多くなっています。対する「ドライブイン」は一般業者ですね。

 そんな「ドライブイン」の中でも老舗的な一軒がありました。



 愛知から三重を結ぶ国道23号線は交通量の多い幹線国道です。その県境あたりにあるのが「オートレストラン長島」です。

 いや、「でした。」



 利用者が少なくなり、ついにこの春閉鎖してしまいました。
 かつては週末には駐車スペースがなくなる状態でしたが、最後の頃は半分以下の車入り。高速道路が近くに出来て長距離の利用者も減ったのかも知れません。



 この「オートレストラン長島」には、温泉がありました。
 長島という土地は温泉が出ます。中部の遊園地と言えばナガシマスパーランド。「スパーランド」でありスーパーランドではないのは「スパー」=「SPA(=温泉)」であるから。
 なのでこのドライブインには24時間営業の温泉浴場があったのです。



 自動販売機やゲーム機の並ぶフロアの奥に浴場があります。私の知る限り30年ほど前は400円から最後は550円だったか。
 そう、昔からここにはお世話になっていたのでした。

 特にここは、冬場にバイクで走ると帰ってから夜中に入浴に訪れる場所でした。温度が高めで暖まる泉質なので、冷える時期には特にありがたかったものです。
 最近では利用回数が減ってはいたものの、それでも年に2〜3回は来ていただろうか。



 数十年、という言葉がありますから自分の知っているのは半分ぐらいなんだなあ・・・

 今後はどうしよう・・・

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