潮時

 どうもこのところ春に乗ることが出来なくなっている。まだ今年は乗れるタイミングがあり、任意保険をかけに行くついでに山へ向かってみたりもしたが、世間を騒がす病気の影響もありそれらしい活動は出来ずにいた。
 今年も出かけてみるかな、と思えたのは秋になってからだった。



 ツーリングマップルを新しくした。(そう、走りに行ったのは2020年のことだ。)
 バイクはやはり紙の地図から始まる。



 Webの情報を紙地図に落とし込む。今回は飛騨の山奥にある長い林道にターゲットを決めた。



 早朝から高速を飛ばし、飛騨高山へ。まだ朝市の残る時間にたどり着けた。



 水害による被害があったようだ。
 目的の林道へのルートは迂回を余儀なくされた。



 林道への入り口だが、これはこの近辺全てを含む感じで、目的のダートのそれではない。



 途中で入口を見つける。登山道にもなっているので注意が必要だ。



 ほどなくダートが始まった。



  目的の林道はかなり長いはず。標識の2.6kmは別の道のものだろう。



 しばらく行くと、ロープで閉鎖されていた。
 が、下を潜ればいける。



 閉鎖されているのはこれだ。崩落している。
 ただ、バイクなら行ける。そう思った。



 落ちたらちょいと面倒だねえ・・・



 で、そのまま乗って通ればよかったものを。
 押して歩いたために起こったことだ。

 ブーツが岩に引っかかり、バイクを倒した。

 一番狭いところでだ。山側に倒したので落ちることは無かったが。自分はその下敷きになった形で、脱出に少々手間取った。



 打ち所はあぶないところだった。幸い穴が開くまでは無く事なきを得たが、もし割れるなどしていたら帰れないところだった。



 難所を通り過ぎたので行けると思ったが、ふたたびチェーンが。



 倒木が。まあこれも潜れれば。



 だけれども、その先での崖崩れ。ここで断念した。
 さきほどの崩落箇所は乗ったまま普通に通過。最初からこうすれば。

 というか、判断が鈍っている。こんなところ行く必要あったのかと。



 国道まで戻って高山ラーメンをいただく。
 この時に問題が起こっているとは知るよしも無く。



 別の林道へ行こうと思った。
 林道がなかなか見つからないうちに、エンジンの調子がいまひとつに。

 標高が高いんだ・・・

 初期のころは標高差がなかなか克服できていなかったキャブセッティングも、今ではほぼオールマイティな値を見つけたためにいじることもなくなっていた。しかしここはかなりの標高になり、走ることは出来てもアイドリングしにくくなってきた。

 そんなとき、道ばたで地図を見ていた。
 出発しようとエンジンをかけ、クラッチをつなぐが・・・

 低回転でつないだクラッチ。エンジンはストールし、つんのめるように・・・

 立ちごけなんて何時以来?支えられない車体でもなく、エンストなんてしない粘るエンジンなのに。



 しばらくエンジンはっからず、惰性で山を下るうちに復活。
 他のルートで山を下ろうとした。



 飛騨高山スキー場ってまだ健在なんだ。
 ここから朝日方面へ林道で下れるのだが。



 残念ながら林道は通行止めだった。

 Uターンをしようとしたが。



 冷えたためか、右手が攣った!
 こりゃだめだ、と、おとなしく帰ることにした。

 帰ることにしたのだが。

 なんと、ウエストバッグの口が開いていて、財布を落とした!
 ラーメン屋まではあった。その後の工程のどこで落としたか判らない。探すだけ無駄だ。財布の中には数千円だったか。
 いつも、サイフと免許証は分けて持っており、免許証内にも非常用の金が入っている。また携帯電話もあるので困ることは無いが、全くもって注意が足りなさすぎる。

 それでも途中でそば屋に寄ったり温泉寄ったりして帰り道。
 高速に乗る前にガソリンスタンドでタイヤに空気を入れる。

 サイドスタンドのかかりが浅く・・・

 1日に3回も転かすとは・・・

 ちょっとこれは今後を考えなければならぬかと。

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